八戸圏域水道企業団 八戸圏域水道技術研修センターでの「水道技術研修会 (減圧弁)」が10年目を迎えました。開催は2021年4月20~22日の3日間で、企業団職員16名と周辺1企業団5市7町村からの33名を加えた合計49名の方が参加しました。

この研修会は2011年8月にスタートし、八戸圏域水道企業団を中心とした北奥羽地区水道事業協議会の地域連携による水道「持続」の取組みの一環として人材育成を目的に実施されているものです。

研修会は、送配水管の圧力・水位・流量制御に最適なオート弁(減圧弁)の構造・作動原理・維持管理について、実流試験や分解・組立などの実習を含めたカリキュラムで学んで頂く内容です。

     

昨年は新型コロナウイルス感染拡大によりやむを得ず中止となりましたが、今年は感染防止対策を徹底した上で、開催日数と参加人数を減らして実施する事ができました。

水道界の様々な実務研修が中止となる中、人材育成への強い使命感をもって実施の英断を下された八戸圏域水道企業団様に感謝すると共に、研修会が大きな節目となる10年目を迎えられた事は、周辺事業体の維持管理技術の継承と向上に熱心に取り組まれる企業団の皆様のおかげだと考えます。